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白老町虎杖浜「ナチュの森スマイルキッチン」の滋味あふれる参鶏湯と巨大な熊が目印の「かに御殿」の今について

白老町は、自然豊かな町です。広大な森、透明度の高い湖、きれいな湧き水、海の幸、山の幸、など自然の恵みに満ちていて、美味しい物の宝庫です。
今回は、虎杖浜の2つのスポット、北海道の自然の恵みにこだわって出来た「ナチュの森」のおすすめのカフェメニューと、屋根の上に巨大な熊と鮭が乗っているのが特徴的な建物「かに御殿」の近況についてレポートします。

白老町について

白老町は、人口15951人(令和4年2月時点)、町の面積は約425.64k㎡で、その約75%が森林です。また、透明度が高い事で有名な「クッタラ(倶多楽)湖」、縄文時代の遺跡が多くある「アヨロ台地」と「アヨロ海岸」、「ポロト湖」と「ポロトの森」などがあり、とても自然が豊かな土地となっています。

白老町を代表する特産品の、「白老牛」は全国的にも評価の高い黒毛和牛のブランドで、「虎杖浜たらこ」も有名です。ポロト湖の冬は、氷上ワカサギ釣りが出来ますし、白老産の原木シイタケは、クッタラ湖の水が流れるきれいな森で栽培されています。海の幸も山の幸も豊富です。

白老町の歴史は、幕末の1856年、ロシア勢力の蝦夷地南下を警戒した幕府が、仙台藩に蝦夷地の警備を命じ、仙台藩が白老に仙台陣屋を設置した事から始まります。その12年後、1868年に戊辰戦争が勃発し、仙台陣屋が官軍に攻撃される危険が生じた為、仙台藩が蝦夷から仙台に引き上げ、時代が明治に変わった1870年には、仙台陣屋は解体されて、その資材を使って役所や住民小屋が建てられました。
当時の仙台藩陣屋の跡地は、現在は国の史跡に指定を受け、白老仙台藩陣屋跡として、仙台藩白老元陣屋資料館に併設して一般公開されています。

その後、室蘭‐岩見沢間に鉄道が開通した為、白老の人口も増加し、「白老駅」の開業も重なって村が発展します。1919年には白老、敷生、社台の3つの村が合併して白老村となり、その後、白老町に改名されました。
白老は、アイヌ語で虻(あぶ)の多いところという意味の「シラウオイ」が語源になっているそうです。

ナチュの森

「ナチュの森」は、白老町虎杖浜にオープンした、スキンケア製品を作る工場とショップ、植物や花を栽培する農園や庭園、カフェとレストラン、スパなどを併設した施設です。
敷地内の、廃校となった旧虎杖中学校の体育館には、すべり台、トランポリンなどを設置し、子供が楽しめる「あそびのひろば」として活用している他、2022年には廃校の校舎を利用し「森の工舎」もオープン予定となっています。環境を汚さない事にも配慮した、自然と共存する空間となっています。
この「ナチュの森」にある、カフェ「スマイルキッチン」の参鶏湯は、本当に美味しいのでおすすめです。

アクセス

「ナチュの森(https://nachunomori.jp/)」
〒059-0641 北海道白老郡白老町虎杖浜393-12

車の場合、国道36号線沿いに行くと、住所付近で「ナチュの森」の看板が出てきますが、上正路商店とマルオ小堀水産の間にある交差点を、室蘭本線方向に入り、あとは看板の道案内に従って行く感じになります。あまり目印になる建物もない代わりに、迷うような道も多くありませんので、案内看板に従って進むとたどり着けます。

JRで行く場合の最寄り駅は「登別駅」です。バス(道南バス又は中央バス)の場合は「登別バス停」になります。JRもバスも、最寄り駅からの乗り継ぎ交通機関はないため、駅から「ナチュの森」への移動方法はタクシー(約8分)のみになります。

Cafe&Restaurant「スマイルキッチン」

「ナチュの森」のカフェ「スマイルキッチン」は、敷地内の「ナチュラルファクトリー北海道」(下の写真の建物)の1階にあります。
ナチュの森

こちらが「スマイルキッチン」の入り口です。冬期間以外は、店内の他、外のテラスでも食事が可能です。
ナチュの森
「スマイルキッチン」の全ての料理やドリンクは「クッタラ(倶多楽)湖」の湧き水を使って作られています。「クッタラ(倶多楽)湖」の水は、2001年度の環境省公共用水域水質測定の湖沼部門で全国1位になっているきれいな水です。

私のおすすめのメニューは「コラーゲンたっぷり 美肌参鶏湯(¥1380)」です。
ナチュの森
北海道産鶏肉、信州産高麗人参にニンニク、生姜、枸杞子、乾燥椎茸、大麦などを、倶多楽湖の湧水で炊いています。鶏肉は柔らかく、スープは高麗人参、生姜やネギ、ニンニクなど薬膳の滋味あふれる味が溶け出し、具材の味ともよく馴染んで、本当に美味しい参鶏湯でした。食べ終わると、冬でも汗ばむほど体が温まりました。

「北海道産ゴロっとポークのスープカレー(¥1380)」 は、スープのスパイスがマイルドで、お肉も野菜も大きめの為素材の味が感じられ美味しいです。
ナチュの森
辛さが控えめなので、追加用の辛みオイルを別途添付してくれます。

参鶏湯、スープカレー、ミネストローネには、パンかご飯がセットされています。ご飯は、十五穀米で、もちもちした食感と穀物の香ばしさがあります。さらに、それぞれ200円追加でサラダとドリンクをセットに出来ます。
カフェメニューは他に、ピッツァ、キッシュ、パフェなどがあり、テイクアウトも可能です。

巨大な熊が目印 「かに御殿」の今

「ナチュの森」からまた国道36号線へ戻り、苫小牧方向へ向かって走ると、屋根の上に巨大な熊と鮭が乗った建物が見えてきます。
カニ御殿
こちらのお店は「かに御殿」と言います。非常に目立つデザインなので、一度通った事があれば、ほとんどの人が見た記憶があるのではないでしょうか。
このシンボルの熊と鮭が登場したのが1993年との事なので、まもなく30年になります。熊の大きさは、全長15m、高さ10m、幅8m、重さ約30t。鮭の大きさは、全長12m、高さ3m、幅1.5m、重さ約8t。制作費は2つ合わせて約1億円ということです。

数年前までは、国内外の団体旅行、ツアー客で賑わっていて、店内の水槽にはぎっしりと生きたカニや帆立、ウニ、あわびなどが入っていました。繁忙期の水槽には、常に200匹のカニがいたそうです。
下の写真は、2022年現在の様子になります。
カニ御殿
水槽内には、わずかに数匹のカニがいましたが、ほとんどの水槽が空でした。
店内にもお客さんの姿はほとんどなく、商品の多くが昆布、珍味、などの乾物で、冷凍ケースに、タラ子、鮭などの冷凍品がちらほら入っています。
お店の人も、元気がなく、お店の人同士で話し込んでいたりして、なんだか申し訳なくなってすぐに出てきてしまいました。

かつては、たくさんの観光客で賑わっていただけに、静まり返った店内は、ことのほか寂しく感じられました。

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kinoko

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