らーめん きちりんは、札幌市手稲区に本店があるラーメン店です。
鶏がらスープ専門店と看板に掲げており、スープの特徴は、鶏がらをベースに、魚節、野菜を加えた透明感のあるスープ、麵は、オリジナルの玉子麺を使用しています。手稲区の本店の他には、新琴似店、石狩花川店、小樽店の4店舗で営業しています。
今回は、「らーめん きちりん」石狩花川店のアクセス、メニューと店内の様子、スープと麺の特徴などついてご紹介します。
らーめん きちりん石狩花川店 アクセスと目印
下の写真は、らーめん きちりんの石狩花川店(北海道 石狩市 花川東 1条4丁目37-2)です。
JRの最寄り駅は篠路駅(JR札沼線)で、篠路駅から店舗までの距離は約3.5kmです。
バスの場合は、札幌 ターミナル(大通東1丁目3−番地)から出ている中央バスのトーメン線(トーメン団地入口行き)に乗車し、石狩翔陽高校で下車すると徒歩1分(56m)ですが、始発の札幌 ターミナルからバス停で40番目ほどのところなので、交通は公共交通機関で行く場合は、少し不便な場所にあります。
車であれば、駐車場もあるので特に不便はありません。
下の写真の、大きな看板が目印になります。
店内は、全席禁煙です。席は、カウンター5席、テーブル席4つ(4人用1つ、5人用1つ、2人用2つ)、小上がり席3つ(5人用)があります。
カウンター席は、窓越しに厨房と面しています。
下の写真は4人用のテーブル席です。
駐車場は、店舗前と横に計 17台分あります。
らーめん きちりん営業時間とメニュー
らーめん きちりん石狩花川店の定休日は毎週水曜です。営業時間は、11:00~20:00(ラストオーダー19:50)ですが、その日のスープがなくなると時間内でも閉店します。
現在、感染症対策で、メニュー表は各テーブルには設置されていません。メニューはお店の壁に貼ってあります。
以下にまとめたメニューの値段は、2022年1月時点での価格です。
単品メニュー
ラーメンの大盛は税込み100円増しで出来ます。
・塩ラーメン(税込み800円)
・醤油ラーメン(税込み800円)
・味噌ラーメン(税込み800円)
・白みそ札幌ラーメン(税込み900円)
・辛みそラーメン(税込み900円)
・カレーラーメン(税込み900円)
・チャーシュー麺(塩/醤油/味噌 各税込み1200円)
・チャーシュー麺(白みそ/辛みそ/カレー 各税込み1300円)
・17時から限定のラーメン辛醤油(税込み900円)
・チャーハン(税込み800円)
・カレーライス(税込み800円)
・しょうが焼き丼(税込み1000円)
・小ライス(税込み100円)
セットメニュー
セットのラーメンは塩/醤油/味噌から選択します。
・チャーハンセット(税込み1100円)
・カレーセット(税込み1100円)
・しょうが焼き丼セット(税込み1200円)
下の写真は、チャーハンセット(塩ラーメン)です。セットのご飯ものは単品の半量になっています。
その他、定番メニューの他に、季節や店舗で限定メニューが出る事があり、冬には担々麵、夏には冷やし中華などが登場します。限定メニューの麺は、その都度スープに合うように、道産小麦のブレンドを変えて工夫されています。
らーめん きちりん スープと麺の特徴
らーめん きちりんのラーメンスープは、鶏がらをベースに、香味野菜、煮干、鰹節などを加えた透明のスープです。豚骨やラード、背油などは使っていないので、脂のこってり感はほとんどありません。どちらかというと、あっさりとしたタイプのスープになりますが、鶏がらと魚節のダシが効いていて、ダシのうまみがたっぷりです。スープを飲むと、真っ先に煮干しダシの風味と鶏がらうまみとが同時に感じられます。
私個人の味の感想にはなりますが、店舗によっても若干スープの濃さが異なります。石狩花川店のスープは、あっさりした感が強いですが、新琴似店ではやや濃いめの味付けに感じられます。
また、新琴似店のみチャーシューが低温調理製法となっいて、ジューシーで柔らかな味になっています。
らーめん きちりんの麺は3種類の道産小麦をブレンドしたオリジナルの玉子麺です。細麺と中太麺の中間位の太さで、わりとコシの強い麺です。
具は、チャーシュー、ネギの他、メンマ、なると、麩が入っています。
らーめん きちりんの総合評価
【味の評価】
らーめん きちりんのスープは、脂っこくなくあっさりとしているので、後味もさっぱりしています。チャーハンも、脂っこくないパラパラチャーハンなので、ラーメンとセットで頼んでも最後までくどくならず食べられます。私の一番おすすめなのは、塩ラーメンで、もしお腹が空いていればチャーハンセットにするのがおすすめです。
味に関しては個人の好みなので、こってりしたラーメンが好きな人には、脂の量が物足りなく感じるのかも知れませんが、 きちりんのスープはあっさりしているからと言って味が薄いわけではなくて、しっかりと鶏がらと魚ダシの旨味は凝縮されているので、スープの満足感も十分あります。
【アクセス】
らーめん きちりんの店舗は、すべてが札幌中心部から離れた場所にあるので、公共交通機関で行く場合のアクセスが少し不便です。
公共交通機関を使って行く場合は、札幌市内では、新琴似店がJR新川駅から徒歩圏内(約500m)になっているので、ほかの店舗よりは比較的駅から近いです。下の写真が新琴似店です。
駐車スペースはお店の前になります。こちらの駐車スペースは、他の店舗と共用で13台なので、混雑時には駐車場の空きがない場合があります。また、席数については、、新琴似店は13席となっており、(本店38席、石狩花川店33席、小樽店は5席)席数もあまり多くはありません。
【価格】
価格設定については、最近では札幌市内のラーメンの価格も値上がり傾向なので、さっぽろ純連やすみれ、信玄といった有名店でもラーメン1杯850~900円になっています。らーめん きちりんの口コミを見ていると、具材の量に比べ価格が高すぎるという口コミがちらほらありますが、札幌市内のラーメンの価格的には、平均的な設定ではないかと思います。
らーめん きちりんは、どの店舗も公共交通機関での交通の便があまりよくないので、観光客の方が訪れるには不便かも知れませんが、札幌観光の途中にこってり系のラーメンに飽きたら、ぜひ「らーめん きちりん」のあっさりとした鶏がらスープと煮干しの旨味を味わってみていただきたいと思います。
らーめん きちりんのコンセプトは、「うまいラーメンより、食べ飽きないラーメン」との事ですが、私の感想は「美味しくて食べ飽きないラーメン」です。