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さくっとエノキタケの天ぷら~天ぷら粉も玉子もなしで作る簡単レシピ

天ぷら粉と玉子を使用しないで作る「エノキタケの天ぷら」のレシピを紹介します。さくっとした食感と、エノキタケのうまみたっぷりです。あっさりと塩でいただいたり、残ったものは天つゆにつけて天丼にしたり、おやつにもなります。

エノキタケについて

エノキタケは、キシメジ科のキノコです。スーパーで売られているエノキタケの多くは白い色をしていますが、天然のエノキタケはオレンジがかった黄色から茶色い色をしています。エノキの切り株や枯木、コナラ、クヌギ、ヤナギ、ミズナラなど様々な広葉樹に寄生するキノコです。
スーパーのエノキタケは、光を当てても茶色くならない品種を栽培していますので、売っている時に黄色みを帯びているものは鮮度が落ちて、古くなってきている状態です。また、古くなると束のしまりが緩んでくるので、エノキタケを買う時は、色白で柄の部分が太く、束全体が締まっている物を選びます。
エノキタケに含まれる栄養素には、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン(ビタミンB3)があり、それらの栄養素には抗酸化作用や免疫力を高める働きがあります。エノキタケはキノコ類の中でビタミンB1の含有量がトップクラスで、疲労回復効果もあるので、夕食に食べるのがおすすめだそうです。
また、エノキタケには食物繊維が豊富に含まれているので、腸内の老廃物を排泄し、善玉菌の働きを助ける働きがあります。

エノキタケの天ぷらの作り方

ここで紹介する「エノキタケの天ぷら」は、天ぷら粉と玉子は使わないレシピになっています。市販の天ぷら粉を使用しても作れるので、その場合は製品の表示に従って衣を溶いて下さい。

材料

・エノキタケ 1袋(エノキタケは洗わないで使用します)
・片栗粉 大匙3
・小麦粉 大匙4
・塩   少々
・酢   少々
・冷水  100ml

作り方

1.エノキタケの根元の石づきを切り落とします。ポイントは、エノキタケがバラバラにならないように、なるべく根本寄りの位置で切り落とします。
エノキタケ天ぷら

2.根元が離れないようにして、房ごとの小分けにしておきます。
エノキタケ天ぷら

3.天ぷらの衣を作ります。・片栗粉(大匙3)・小麦粉(大匙4)・塩(少々)・酢(少々)・冷水(100ml)を混ぜます。
混ぜる時は、ぐるぐるとまぜて粉を練らないで、さっさっと切るようにかき混ぜます。
エノキタケ天ぷら

4.エノキの間にしっかりに衣をつけます。
エノキタケ天ぷら
揚げる時に持ち上げて、余分な衣を箸でしごくように落とします。根元にもさっと衣を付けたら、なるべく平たくなるように広げながら、熱した油で揚げていきます。

5.油に入れてすぐは、激しく泡立っていますが、揚がってくると泡が少なくなり、静かになっていきます。
エノキタケ天ぷら

6.両面を揚げて、きつね色になりカリっとなったら、バットなどに上げて余分な油を切ります。

エノキタケの天ぷらの完成

全体がきつね色に揚がったらエノキタケの天ぷら完成です。冷めてもサクサクした食感は保たれます。
エノキタケ天ぷら
お好みで塩を少しまぶして食べると、エノキのうまみが引き立ちます。
もし余った場合は、翌日天つゆなどにひたして、エノキ天丼にしたり、天ぷらそばの具として入れても美味しいです。

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kinoko

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