株式会社MTGが販売している「 ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)」はウルトラファインバブルとマイクロバブルと言う非常に細かい泡を発生させる事が出来るシャワーヘッドです。私が「 ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)」を知ったきっかけは、グリーン住宅ポイント交換の交換サイトでした。販売価格にすると、3万円前後で安くはないのですが、交換して良かったと思います。
約半年ほど使用したので、使用感と私が良いと思った点をまとめました。また、先日行った温泉でたまたま、他社のウルトラファインバブル生成シャワーヘッド「ミラブルplus」を使用する機会があったので、使用感などを比較した感想も載せました。
最後に、「 ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)」を取り付ける以前と、取り付けた後の水道料金の変化も記載しています。
ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)シャワーヘッドとは
「ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)」は、株式会社MTG(https://www.mtg.gr.jp/)という愛知県名古屋市にある企業が開発、販売している高性能シャワーヘッドです。株式会社MTGは、企業理念に「一人ひかる 皆ひかる 何もかもひかる」を掲げている、健康、美容、衛生部門に商品、サービスを展開している企業です。
「ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)」のシャワーヘッドの最大の特徴は、ウルトラファインバブルとマイクロバブルという2つの泡です。この「バブル」の働きは「疎水性相互作用」によって、疎水性の汚れをバブルの表面と吸着して浮上させ、肌に対して優しく汚れを取り除く効果があります。
シャワーのタイプは、ミストモード・ジェットモード・ストレートモード・パワーストレートモードの4タイプを、手元のボタンで切り替えて使う事が出来ます。そのシャワーヘッドを浴槽に入れて使用する事で、シルキーバスと呼ばれる、絹のような肌触りの乳白色のお湯を作り出し、入浴中にも毛穴汚れを洗い流し、身体を暖めることが出来ます。4つのモードは以下のようになります。
【ミストモード:細かいミストです。切り替えると水温が少し冷たくなり顔に使うと毛穴が引き締まる感じがします】
【ジェットモード:水圧が高く、シャンプーすすぎなどに使うと頭皮がさっぱりします】
【ストレートモード:勢いがありながら柔らかい水流で通常のシャワーで使うと良いです。シルキーバスを作る時にも使います】
【パワーストレートモード:シャワー面積が大きいのでシャワーだけでも暖まります】
他社の美容用のシャワーヘッドの性能も調べてみましたが、ウルトラファインバブルとマイクロバブルの2つの泡が出来るものはリファだけでした。また、4つのモードを選べる物も他にはなかったです。
口コミなどでは、このような美容系のシャワーヘッドは、男性には水圧が弱くて不評なレビューもあったので、モードが選べることで、家族全員が自分の好みの水圧で使用できると思ってこの商品を選択しました。
既存のシャワーヘッドからの交換方法は、既存のシャワーヘッドをホースから取り外し、「 ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)」を取り付けるだけなので簡単です。もしも、既存のシャワーホース側の差込口とシャワーヘッドが合わない場合は、付属されている4つのコネクターを使用する事で取り付け可能です。うちは、TOTOのシャワーヘッドだったので、コネクターなしで直接「ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)」が取り付け出来ました。
ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)を実際に使ってみた使用感
「 ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)」を使用して半年以上経ちますが、私と家族は、シャワーの後、以前より髪がサラサラして、頭皮の油っぽさが軽減したと感じています。個人の感覚的なものなので、絶対に使った人が全員そう感じるかは不明ですが、明らかにシャワー後の髪がサラサラしています。夫も同感のようです。
シャンプー後に、時間が経つと出て来る頭皮のにおいも、以前より少なくなったと思います。
髪や頭皮の感触が変わった事は、すぐに知覚出来ましたが、肌質など皮膚の変化ははっきりわかりませんでした。
既存のシャワーヘッドとの水流の比較をすると、「ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)」の通常の「ストレートモード」でも、今まで使っていたTOTOシャワーヘッドの倍くらいシャワーが肌に当たる面積が広がったので、シャワーだけでも身体が暖まる時間が早くなりました。
顔など皮膚の薄い所に使用するのがおすすめなのがミストモードで、非常に細かい霧のようなタッチで洗顔できます。水の出方はエステで使うスチーマーに近いですが、ミストモードでの使用時は、シャワーの温度が低く感じられるので、設定温度を上げるか、シャワーの水量を多くすると改善されます。もし、顔には低めの温度で、毛穴の引き締め目的に使用するのであればそのままのやや低めの温度でもいいかと思います。ミストモードは、4つのモードの中で一番節水機能が高いです。
下の写真は、建売住宅の購入時から付いていたTOTOのシャワーヘッドですが、「ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)」の水の出方と比べると、水流の1本ずつが太く荒い感じで、シャワー面積も狭いです。
下に貼ったYouTube動画は、従来使っていたTOTOのシャワーヘッドと、「ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)」を実際に使用した時のシャワーの水流を撮影したものです。
動画は、順番に「TOTOのシャワーヘッド」→「ReFa ミストモード」→「ReFa ジェットモード」→「ReFa パワーストレートモード」→「ReFa ストレートモード」になっています。
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もし、「ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)」を使う事で困る事があるとすれば、シャワーヘッドが重めで大きさもあるので、小さい子供や手の小さい方などは持つのが大変に感じる事があるかも知れません。また、高い所から下に落とした時も、重さのせいで衝撃があるので、浴室の床を傷つけたり、足に落としたりしないよう注意が必要です。
水流のモードにより、シャワーの勢いが強い時など、シャワーフックに固定していてもシャワーヘッドが回って動いてしまう事があり、再度角度調整が必要になる場合があります。
ミラブルplusの使用感との違い
「ミラブルplus」のシャワーヘッドは、サイエンスグループという会社の商品です。直径約30㎛のマイクロバブルを、約6000個/cc発生させる事が出来ます。
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また、「ミラブルplus」にトルネードスティックという別売りの部品を入れて使うと、泡の数は約2000万個に増加します。トルネードスティックは、泡の増加の他に、塩素の除去の効果もあるので、使用していくにつれて効果が減少していきます。メーカーでは、約3か月を目安に交換を推奨しています。トルネードスティックの価格は、1本3190円です。
私が「ミラブルplus」を使ったのは、たまたま行った温泉も洗い場に付いていたものを使ったので、トルネードスティックは入っていない状態でした。ですので、トルネードスティックを入れた状態であれば違ったのかも知れませんが、とにかくシャワーの水流が大雑把できめが粗く、たとえ美容機能がなくてもTOTOなどのシャワーヘッドの方がまだきめ細やかに思えたくらいです。水流は、ストレートとミストが切り替え可能でしたが、ミストは少し細かい水流でしたが、「ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)」のような、絹のような肌触りはなかったです。
水流の質や、トルネードスティックが消耗品で3か月毎に交換が必要な事も兼ね合わせると、私は、機能面、コスト面ともに「ミラブルplus」を選択する事はないと思います。
ちなみに、「ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)」の場合は、ウルトラファインバブルは平均直径0.15μm、マイクロバブルは平均直径45μmのバブルを、6800万個/cc発生させる事が出来ます。数値上でも「ミラブルplus」に比べて、非常に発生するバブルの個数が多いことがわかりますし、使用感も全く違います。「ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)」のミストは、絹のような肌触りですし、ストレート水流は勢いがありますが、肌に当たる水には柔らかさがあり、「ミラブルplus」のような、単に細かくしたホースの水がかかって来るようなきめの粗い感触はありません。
また、「ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)」は、浴槽に入れてバブルを発生させることで、浴槽のお湯を、白濁したシルキーバスと呼ばれる柔らかい肌触りのお湯に変化させることが出来ます。シルキーバスにはバブルが大量に溶け込んでいるので、毛穴の汚れを落として、身体を温める効果があります。
「ミラブルplus」については、浴槽に沈めて使用する機能はありません。
「ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)」はフィルターなどの消耗品も不要なので、「ミラブルplus」よりは本体価格は高いですが、使い続けていけばコスト的には消耗品は何もかからないので、結果的にはお得だと思います。
ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)使用後の水道料金の変化
うちの浴室にReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)を取り付けたのは、2022年1月21日でした。
前年からの水道料金の変化を記載しました。
2021年9月分(7月3日~9月2日)13275円
2021年11月分(9月3日~11月2日)12569円
2022年1月分(11月3日~1月5日)12569円 ⇐冬季積雪の為検針不能で前の月と同額の請求
2022年3月分(1月6日~3月4日)12569円 ⇐冬季積雪の為検針不能で前の月と同額の請求/1月20日まではTOTOシャワーヘッド使用、1月21日~ReFa取り付け
2022年5月分(3月5日~5月6日)8332円 ⇐この月以降はReFaのみ使用
2022年7月分(5月7日~7月5日)11510円
2022年9月分(7月6日~9月2日)10804円
ReFa FINEBUBBLE S(リファファインバブルエス)取り付け後は、2000円程ですが水道料金が安くなっていました。